ターンオーバーとは
敏感肌の悩みの種でもあるニキビ。その原因はなんだか知っていますか。若いときにできるニキビは過剰な皮脂の分泌が原因。大人になってからできる大人ニキビは、肌のターンオーバーの乱れや、過剰な皮膚の皮脂分泌で角質が毛穴をふさぐことでできてしまいます。ターンオーバーとは、肌が新しい肌に生まれ変わるサイクル、新陳代謝のことです。健康な肌で28日間の周期で表皮の細胞は生まれ変わります。このターンオーバーがスムーズに行われれば、細胞がきれいな状態で並ぶので、肌は美しく保たれます。ターンオーバーのリズムがくずれると、さまざまなトラブルが起こるのです。角質層が不安定になると、保湿力や肌のバリアが弱まるため、外からの刺激を受けやすくなり、ガサガサな肌になったり、カサカサな乾燥肌になったりするのです。ちなみに肌が健康的だとターンオーバーによってメラニン色素も脱落するため、夏に日焼けしても冬には元に戻りますが、ターンオーバーが遅くなるとメラニンが皮膚の中に残ってしまい、シミや肌荒れの原因になります。シミが出はじめている人はこのターンオーバーが衰えているということなのです。ターンオーバーの遅れる原因は、一番に加齢なのです。年齢を重ねるごとにターンオーバーの速度が遅くなってくるのです。他に日焼けや生活リズムや食生活の乱れなど、私たちの生活のちょっとしたことでターンオーバーはスムーズに行われなくなります。